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今週はこれをヨンデミタ!(11)

今週はこちらの本のレビューです。

岩波茂雄――リベラル・ナショナリストの肖像

中島岳志

“リベラリストにしてナショナリスト。100周年を契機に、岩波書店が自ら刊行した創業者の伝記。社内に残されていた膨大な記録を活用し、その実績を丹念に追っている。”

リベラリストというと左派、ナショナリストというと右派、という相対するイメージがなんとなく想起されて、最初「リベラル・ナショナリスト」という立ち位置があまりぴんときませんでした。

「人類思想上に現われし種々の代表的思想を忠実に紹介することを以て自分の出版社としての義務と心得居り候」といって、右とか左とか関係なく、戦時下の言論統制にも挫けず、果敢な活動を続けた岩波氏の出版人としての挟持に心打たれました。

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